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850円のランチと1500円のバイキング、どちらが得ですか

以前、ダウンタウンの浜田雅功さん、俳優の内藤剛志さん司会の
「人気
者でいこう」というTV番組の中で 有名人の格付けをする企画があ
りました。
例えば1本何十万円もする高級ワインと数千円のワインの飲み比
べや、値段がつかないくらい年季の入ったバイオリンと普及品の
バイオリンの聴き比べなどを有名人にしてもらい正解数により一
流、二流… と格付けをしようというものです。

この番組で面白いのは、日頃舌が肥えているであろう有名人で
さえ、時には有名専門店のオムレツとコンビニのそれとの違いが
判らないということです。
人間の感覚は、いかにイイカゲンなものかが良く解ります。

もしあなたが有名なオムレツ専門店のシェフだったとしたらどう
考えますか?
「コンビニの味との違いも判らないなんて、お客の舌を疑うよ」
これではダメです。
勿論、本当に舌が肥えている人もいます。ただそれは、ほんの
一部と考えた方がいい。

「このステーキは8000円です」と言われるから「ウーンやっぱ
り8000円出すと違うね」と言っているだけで、5000円のステ
ーキを同じように出して8000円ですと言われて、どれだけの人
が違いに気づくか…。
多くはそういうお客さんなんだということを前提に、
これから私達はどれだけお客さんを満足させることができるかを
考えなければいけません。

では850円のランチと1500円のバイキングは、どちらがお客さ
んにとって得でしょうか。
お店側の今までの発想では、値段に対して使っている食材、あ
るいは味がどうかで得かどうかを判断して いました。
ところがお客さんの判断基準は全く違うところにあります。
味が良いのは当り前。
その上である人は、どれだけその店で“時間がつぶせるか”が
基準になるのです。

これからは時間単価の発想が大事です。
精々30分しか居られない850円のランチのお店は、時間単
価1700円。
ランチバイキングが1500円でも2時間ゆっくりと友達と会話
が楽しめるお店であれば時間単価は750円 です。
お客さんがバイキングに行くのは、たくさん食べられるからでは
ありません。

一部の人を除き、多くの人はまず元は取れない。
それもまた本人は知っています。
ではなぜ行くのか。
それは大勢でワイワイと楽しい時間が過ごせるからです。

「夕方の飲み会までに3時間あるよね。どうしようか」と友人同
士が相談。
「あそこなら(安くて)ゆっくりできるよね」
これがどこに行くかの判断基準です。
入場券とジュース代2000円で2時間過ごせる映画を選ぶか。
それとも、1000円持って100円ショップでウロウロするか。
あるいは、どこかのホテルで1500円のケーキバイキングを楽
しむか。

これからの商売は時間単価で考えよう。
「うちの店の焼肉は時間単価1000円です!」、こういう発想が
大切です。

★オフィシャルサイト 

顧客感動クリエーター 石黒謙一の元気塾!

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