« 「いかに体感時間を短くするか」これがサービスです | トップページ | 「レトルトサービス」はサービスではありません »

お客さんに浮気して頂こう

講演先で必ずといっていいほど出る話題があります。
「近くに大型スーパーや競合店ができ、人の流れが変わったとか、
売上が落ちた」。。。「お客さんは、浮気性だ」といいます。

でも、よく考えていただきたい。
売上が落ちた原因が
「近くにスーパーができたから」、「中華料理屋さんができたから」。。。
この発想は大間違いです。

競合店が近くにでき、お客さんがそちらへ浮気することが問題なの
ではありません。
お客さんは新しいお店ができると「一度行ってみよう」と必ず思うも
のです。
そして今までのお店(あなたのお店)と比べてみたいのです。

例えば、スーパーを覗くと限定商品がたくさん出ています。
ビールでも、お菓子でも、「冬の○○」とか「雪まつり○○」など季
節を連想さ せる限定もの…
一般的には、限定商品が定番商品より売れることはありません。
ではなぜ、そんな商品をわざわざ作るのでしょうか。
それは、限定商品で儲けたいのではなく、定番商品を売りたいか
らです。

「じゃあ、定番商品だけ売ってればいいじゃないか」ということになり
ますが、 そうじゃありません。
定番だけだとお客さんはあきてしまいます。
「この商品、悪くはないんだけど、ちょっと他のも食べてみたいわ」
浮気心がでてしまう。
そこで、もし「うちのこの定番商品が一番!」なんて宣伝をバンバン
したらどう なるか。

「ウーン、そうかもしれないけどぉ~…やっぱり比べてみたいのよ
ね」
恋愛も「オレだけ見てろ」なんて言ってると逃げられてしまいます。
これと同じです。
お客さんの心をつかんでおこうと思ったら、浮気心を充たしてあげな
きゃいけ ない。

競合店にお客さんが浮気したとして、大切なのはそのお客さんが
また再びあ なたのお店へ戻って くるかどうかです。
あなたのお店はお客さんに戻ってきて頂けるだけの強みを持ってい
ますか?
もし戻ってこなかったとしたらそれは「競合店ができたから」ではな
く、「競合 店の方が良かったか ら」です。

カーディーラーでも、スナックやクラブでも、店舗は必ず近くにかた
まっていま す。
むしろその方がその地域単位での集客力は高いからです。
一軒だけポツンとお店を構えていると、お客さんを独り占めできて
良さそうで すが、そうではありま せん。

お客さんが競合店に浮気することは、あなたのお店の良さをお客
さんに知っ て頂くチャンスだと考えよう。
その時「ああ、やっぱり今までのところが良かったわ」と言って頂け
るために 大切なことがあります。

『競合店に負けない一番の方法は、競合しないこと』
競合店と同じことをやっていてはダメです。

★オフィシャルサイト 顧客感動クリエーター石黒謙一の元気塾!

コラムのご意見、ご感想など楽しみにしています! cil@mvi.biglobe.ne.jp

|

« 「いかに体感時間を短くするか」これがサービスです | トップページ | 「レトルトサービス」はサービスではありません »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お客さんに浮気して頂こう:

« 「いかに体感時間を短くするか」これがサービスです | トップページ | 「レトルトサービス」はサービスではありません »