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『一緒に楽しめる』ことを考えよう

「天才バカボン」「おそ松くん」の作者といえば漫画家の赤塚不二夫
さん。
目の不自由な子供にマンガを楽しんでもらおうと、点字マンガを出し
たことが 話題になりました。

点字マンガを作るにあたって赤塚さんがこだわったことがあります。
それは点字本でありながら絵に色が着いているということです。
なぜ色を着けることにこだわったのか。
それは読書を子供だけが楽しむのではなく、例えば傍にいるお父さ
ん、お母 さんと一緒になって楽 しむ。その方が、「ずっと楽しいはず
だ」という思いがあ ったからです。

一般の点字本、皆さんご存知かと思います。
真っ白い紙にただ点字が打刻しているだけです。
健常者がそれを見ても、何を書いてあるのか全く解りません。
これまでの点字本は目の不自由な人だけが楽しむ本だったわけ
です。
それを『絵本プラス点字』という発想に立つことで、ただの本を『コミ
ュニケー ションツール』にしてしま ったところに、赤塚さんの発想の
素晴らしさと、読者 へのサービス精神を感じます。

これからのキーワードは『一緒に楽しめる』です。
TVゲームを見ても判ります。
昔のゲーム機は一人で楽しむ道具でした。
どちらかというと一緒に遊ぶ友達がいない子供が自分の部屋でカ
チャ、カチャ とやっていた。
それが今では大勢で楽しめる。
インターネットに繋げると北海道と九州で見知らぬ同士が対戦する
こともでき る。
立派な『コミュニケーションツール』になっています。

『一緒に楽しめる』は、今、流行っている会社、お店に共通している
キーワー ドなのです。
例え女性の下着を扱っているお店であっても、女性だけを意識した
店舗では ダメです。

専門店に限らず、ショッピングセンターでもそうですが、彼女がちょ
っとウイン ドーショッピングを楽しみ たいと下着売場に行く。
彼の方は行き場がなくなり、遠くのベンチなんかに座ってボケーと
していま す。
彼女の方も気をつかってゆっくり見れない。
「まあ、いいか。また今度…」ということになります。
カップルで一緒に見ていても気にならない、そんな商品の並べ方
はないか。
雰囲気作りはできないか考える。 こういうことがサービスです。

皆さんが売っているのは、単に、本や服、料理などではありませ
ん。
今日からお客さんが『一緒に楽しめる』ことを考えてみよう。
そういうサービスを売っているのです。

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