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お客さんが一番大切に思っている人にスポットライトを当ててあげよう

週末の夜になるとピアノの生演奏をするレストランがあります。
以前、そこのお店に行った時のこと。
私のすぐ斜め前に、両親と息子さん、娘夫婦の5人家族のお客さん。
その日は、娘さんのバースデー祝いのようでした。

ピアノ演奏が始まり、しばらくして店内に流れてきたのはバースデ
ーソング。
演奏が終わりお店のスタッフが拍手をしながらテーブルに近寄り一
言。
「お誕生日おめでとうございます!」
お店全体が、彼女の誕生日を祝福しているような雰囲気の中で、
思わず私も拍手をしてしまいました。
よく見ると窓際のお客さんも…
いきな演出です。

こういう演出で、一番喜んでいるのは誰か。
娘さん本人は嬉しさ半分、少し照れくさいの半分。
実は周りの家族です。
人は、自分のことより、自分の一番大切な人を大切にしてくれるこ
とが、何より嬉しい。
でも、私たちはサービスしようとすると、つい「決定権者」を見てしま
います。
「お金を出す人」や「発言権のある人」を大事にしようとする。
何とか喜んで頂こうとするわけです。

例えば、結婚式場を探しにパンフレットをもらいに来たカップル。
式場のスタッフは誰に名刺を渡すか。
多くの場合は男性の方だけです。
なぜ彼女には渡さないのですか?
自分に対するどんなもてなしよりも、「僕の彼女を大切にもてなし
てくれた!」・・・
この事の方がどれだけ嬉しいか。

子供を持つ親なら、自分に良くしてくれることよりも、子供に声を
かけてくれるお店の方が何よりも嬉しい。
自分の買い物に、付き添いで来てくれた友人を退屈させない、
そんな気づかいのあるお店の方が嬉しいものです。
そんなお店に「また行きたい!」と思います。

これからは、お客さんが一番大切に思っている人にスポットライ
トを当ててあげよう!

★オフィシャルサイト 顧客感動クリエーター石黒謙一の元気塾!

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